楽俊

元ネタ :小説 十二国記 より
原型師 :工房金竜様 (工房金竜様 イベント限定品)
製作期間:1年(笑
2003年の5月くらいから触っていたキットです。
本当に時間がかかりましたねぇ…。実際に触っていた時間も結構長かった気が。
さてこの楽俊は十二国記の人気キャラです。
十二国記は中華風の世界が舞台なんですが、半獣と呼ばれる者達が居ます。
人の姿と獣の姿の両方を取れるため、半端者として忌み嫌われたりもしますが、楽俊はそんなコトは気にせず生きる非常に出来た人物。
主人公である陽子を拾って助けてから王様、王族に縁のある生活を送っていて、ヘタをすると一番の人気者かも?

さて工房金竜さんはディーラー名から推察できるかもしれませんが、これまでは恐竜を作られてきました。
そんな訳なので動物造形はお手の物って感じでしょうか?
楽俊の体毛も細かくモールドされていて…凄いです。
細かい気泡もあったりしたんですが、そのおかげで気にもなりませんでした。

パーツの合いはほとんど問題無しです。
表面処理はサクサク進みました。
が、ちょっとアホをやりまして、湯口を完成直前まで残してしまってました。
最終的に素人に指摘されるまで全く気付かない自分に呆れました(^^;
仮組までは基本的に楽に進められたんですが、塗りの方が大変でした。
まず色を決めるのが一苦労。
小説版には「灰茶色」って設定があるんですが、この色が良く分からない。
NHKでやっていたアニメには当然色設定があるんですけど、モロにネズミ色…。
どーもこのネズミ色ってのが気に入らなくて、ネットを彷徨って結局決めたのはハムスター色。
正直十二国のファンの人はどう思うのかな〜?

んで1度塗り始めたんですが、この時は全身を全く同じ茶色で塗ってしまって大失敗。
ドボンというオチとなりました。

2度目は画像を参考に塗っていったのでまぁそれなりに成功。
友人からアドバイスを貰ってそれっぽくまだらに仕上げました。
瞳は単純に真っ黒。ハイライトは入れてますけど、ほとんど視線ってものは入れてないです。

最後におまけの掛け軸を。
簡単に草色で布を塗った後、海、陸、森と塗っていきました。
森の面積が場所によって違ってるのは、一応原作の雰囲気を再現したつもりなんですが…どうでしょうね?

カラーレシピ
肌:ホワイト8+クリアオレンジ2
毛:ブラウン9+黒1
スカーフ:イエロー9+オレンジ1
掛け軸:草色、スカイブルー+ブルー、グリーン

今回の完成度:8.5点(10点評価)。
初の動物でした。難しかったですねぇ。

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